『野獣呂布、劉玄徳に牙を剥く』 下邳に、かつて虎牢関で戦った呂布が逃げ込んできた。呂布の参謀である陳宮曰く、曹操が統治する兗州を得ようと蜂起したものの、徐州から撤退した曹操ら主力に反撃され、散々に打ち破られたという ある意味劉備の、いや徐州の恩人とも言える呂布、そして困っている人間を見過ごせない彼は、呂布を領内に留める...

『曹操、覇道を進むため徐州に侵攻す』 曹操軍は軍を率いる猛将は数あれど、参謀の類は少なかった そのため数多くの名士が集まる許に本拠を構えた 曹操の目論見通り、郭嘉や荀彧といった名高く実力もある名士が集まった 曹操は新たな力を得て、徐州の陶謙を攻めることとした...

『孫堅、曹操への恩を返すため、曹操の目論見を援護す』 漢室の権力を恣にし、暴虐を働く董卓。漢室の刃と自認する孫堅は歯がゆい思いであったが、主力は本拠地である長沙に置いている ひとまずとばっちりを食わないため、長沙に引き、そして改めて董卓を討つ算段を考えようと決め、引く準備をしていたが、そこに曹操が現れた 曹操の目論見が...

『江東の虎孫堅、猛々しく攻める』 黄巾党の軍勢を董卓にぶつけたことで、董卓も戦を始めざるを得なくなり、戦局は大きく動き始めた この隙に孫堅や曹操らは散らばっている黄巾党を各個撃破に走り始めた 尚武の孫家の猛き戦により、その数を減らしていく黄巾党の軍勢 張角が籠る本拠地は張角の言うところの【天の奇跡】によって守られる鉄壁...

『盟主に袁紹を頂き、反董卓連合結成す』 曹操の腹案が実を結び、逆賊董卓を討ち果たさんとした連合が、名族袁家の袁紹により結成された しかしその連合も所詮は寄せ集め、それぞれの思惑がありつつ、だが目障りな董卓を排することに関しては皆同じ 董卓排除のため、連合軍が突き進んだ 前回 https://youtu.be/Kp-9C...

『曹操、野獣の宴に乗じ、董卓を討とうとするも失敗し、郷里に戻り時期を待つ』 黄巾討伐で功があった曹操は都に上ったが、宦官と外戚の権力闘争に乗じて帝を手中にした董卓が権力を恣にし、乱れた政治を行い続けた 知己の袁紹は尻込みして中々動かない。ならば自らが董卓を誅するまで 宴に誘われた董卓の油断を突き、権力と酒池肉林に憑りつ...

『曹操、董卓の暗殺に失敗し、遁走す』 黄巾党は、大賢良師張角を討ち果たしたことで、勢いは終息に向かっていたが、世の乱れは止まらなかった。 政変により、涼州の董卓が中央で力をつけると、自分勝手な政治を行い、世はますます混迷を深めていくばかりであった…… 前回 https://youtu.be/erepIF3skL4 次回...

『曹操、暴徒と化した民らを鎮圧す』 元をただせば、漢室と役人らの腐敗を倒すために立ち上がった弱者たる民の反抗。これは大いに反省するべき、しかし規律を失ったものは暴徒と変わらない 曹操は暴徒と化した民を鎮圧しつつ、一つの決意を固めていく 前回(パート１) https://youtu.be/LApDxdumd6M 次回 h...

『桃園三兄弟、義勇軍に志願す』 黄巾賊を楼桑村からおっぱらった劉備、関羽、張飛。初めて会ったとは思えぬ気の合いぶりに３人は義兄弟の契りを交わし、死するときは共にと誓い合った そして３名は義勇軍に志願することを決め、一路白狼山に向かった しかし官軍の面々は彼らを決して手放しで迎えようという気はないようだった しかし劉備、...

『孫子の末裔・孫堅、漢室の刃となり暴徒を討つ』 孫子の末裔を称する孫堅、江東に勢力を持ち、江東の虎と呼ばれる猛将である彼は、漢への忠誠心も深く、今勃発している黄巾党による騒乱を見過ごすことはできなかった...